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貧困女(子)の生活

長年付き合った彼氏には振られ仕事は非正規。何も持ってない私。でも生きていく。→2017年1月復縁しました!しかしフリーターから無職に…

「コンビニ人間」を読んだ。(つたない文章だけどネタバレがありますので未読の人は注意)

普段は貧困女子らしく(?)読書といえば漫画!な私だけど、何かで紹介されていた粗筋が気になったので、物凄く久々に文芸書を発売日に購入。

「コンビニ人間/村田沙耶香

主役の設定(長年同じ店でバイトしてる30代)が私と近かったので気になって見てみたけど、思考回路は別物だった。

でもなかなか面白かった。ファンには怒られるかもしれないけど、綾波レイとか長門有希のような無口ヒロインをすごく現実的な存在にしたらこうなるといったような主人公。

 この主人公が途中からコンビニバイトをクビになった同世代の無職男性とお互いにメリットがあるということで同棲をはじめるのだが、この無職男性のキャラがまた強烈。まとめサイトでだべってそうな自分棚上げの差別主義者。でも、言い分は結構わかる。

放っておいてほしいという所特に。「普通」に生きられない人には何を言ってもいいと思ってるようなの多いからね。過干渉の対象にされやすい。

そしてここからがこの小説で一番良かった部分。この二人はくっつかないし、二人とも社会的に全うな存在(就職して結婚して子供作ってみたいな)にはなりません。

私はこの二人が同棲し始めた時点で「ああ、よくあるダメ人間だけど彼氏彼女が出来たら更生できました」的な説教臭いやつかー…と思ってたので痛快でした。いい意味で裏切られた。

世間の「普通」に疑問を抱いている私にとれば面白いお話しだった。

文章力までも貧困で魅力がうまく伝えられないのがもどかしい。

 

コンビニ人間

コンビニ人間